2022年5月追記:このページには、「ボイパ気持ち悪い」「ボイパ汚い」などのワードを検索してやってくる方が一定数いらっしゃいます。しかし、その類の悪口は残念ながらいっさい書かれていません。本稿は、「ボイスパーカッション」を「ボイパ」と略することに対する不快感を題材としたエッセイです。...
いつも当サイト「ボイパを論考する」をご愛読いただきありがとうございます。このたび関東を離れ、ふるさとの石川県へと引っ越すことになりました。
「OZEかたしなアカペラファンタジーFES ON LINE」が画期的な3つの理由。それは「オルタナティブとしての役割」「ファンの撹拌」「アカペラによる地域ブランド構築の可能性」でした。
「全国ハモネプリーグ大学日本一決定戦2021夏」が放送された。 いくつかの論点で感想を記していく。 ※note(別サイト)では、ふだんアカペラをあまり聞かない方に向けわかりやすく解説しています
「全国ハモネプリーグ大学日本一決定戦2021夏」が8月14日(土)午後9時から放送される。 前回大会に引き続き、「大学対抗戦」がテーマだ。 ハモネプが「大学対抗戦」を行う意義について、過去に当サイトで論じたことがある。筆者はそこで「苦境にもかかわらず、スポットライトが当たりにくい大学生を応援しようとする意図が込められている」と推測した。...
ここではアカペラにおけるカバー文化について、オタク文化における「二次創作」と重ね合わせて論じる。...
ビートアカペラユニットSOLZICKが解散という知らせが届いた。 はじめに書いておくと、ぼくはけっして「ちゃんとしたファン」とはいえない。ふだんからたくさん言及してきたわけではなかったので、こういうときだけなにかを書くのは、はっきり言って、メンバーご本人にも、ファンの方にも、とても失礼だと思う。それでも、書かざるをえない気持ちなのだ。...
ボイパはモテるのか。これまで幾度繰り返されてきたかわからないこの命題に立ち向かうのが、この論考の目的である。...
ずっと長いあいだ、自分の話し方について、コンプレックスを抱いてきました。「君の話し方には“独特の間(ま)”があるね」と、何度も言われてきたからです。 ぼくが話すときの"間”をあえて文章として表現すると、下記のようになります。いましがた食べた麻婆春雨へのよろこびを表現してみましょう。...
古来「笑い」という現象にたいして数多の哲学者が考察をしてきた。古代の哲学者アリストテレスは「笑いは人間の特性である」と述べ、中世の哲学者ル・ゴフは「笑いには歴史的な変動局面がある」と説き、近代の哲学者ホッブズは「笑いとは間違いなく感情に起因する特殊な表情のひとつなのである」と語った。...