人と人をつなぐスペシャリストへ

政治家・ボイスパーカッショニスト 奥村まさよしインタビュー

 日本におけるボイスパーカッション(ボイパ)の歴史において、最大の功労者である「おっくん」こと奥村まさよし。その活躍は、当サイト「ハモネプの物語」にて紹介したとおりである。かれの存在を抜きにして、現在のボイパ文化、そしてアカペラ文化を語ることはできない。

 

 そんな奥村が去る4月22日、20年間所属したアカペラグループ「RAG FAIR」を脱退し、政治の道へと歩む決意を表明。翌日、立憲民主党より、夏の参議院議員選挙全国比例区の候補予定者になったことが発表された。すでに街頭演説など精力的に活動を行っている奥村に対し、当サイトは単独インタビューを実施した。

 

 当サイトは「ボイパの可能性」を模索することを目的としている。ここでいう可能性とは、音楽文化の範疇に限らない。ボイパプレイヤーやボイパという技術そのものが、社会的にどのような役割を果たしうるのかという可能性だ。その視点に立ったとき、奥村にこのタイミングでインタビューを実施するのは必須であると思われた。

 

 奥村は2時間にわたり、政治、とりわけ保育問題にかける思いをはじめ、これまでの活動、ボイパの魅力や可能性にいたるまで様々なことを、力強く語ってくれた。その言葉の端々から、当サイトのテーマのひとつである「媒介者」つまり「人と人とをつなぐ」というキーワードが見えてきた。

 

 ボイパにはやはり、大いなる可能性がある。私はインタビューを通し、その思いを確かにすることができた。そしてこのインタビューは、読者であるボイパプレイヤーにとっても、さまざまなヒントが得られるものと確信している。